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『僕のヒーローアカデミア ワールドヒーローズミッション』の考察と感想まとめ|ネタバレあり

アニメ

こんにちは!シオリです!

今回は2021年8月6日に公開された劇場版第3弾、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズミッション』の考察と感想を書いていこうと思います。ネタバレを含みます!

と、その前に今回の映画のストーリーを少しだけ!(photo by 版元ドットコム

ストーリー

“個性”所有者を根絶やしにしようと計画している、思想団体ヒューマライズ。この悪の組織はフレクト・ターンという人物を中心に、個性を暴走させる爆弾を用いた世界的なテロを計画していました。組織の動きを止めるため、世界各地にヒーロー達が招集されます。

そしてエンデヴァー事務所でインターンをしていた緑谷・轟・爆豪の3人も、異国の地オセオンの爆弾除去作業に向かいます。

しかし任務中に運び屋のロディーと出会ったことをきっかけに、緑谷は殺人犯として指名手配されてしまうことに!?警察だけでなく、なぜか思想団体ヒューマライズからも命を狙われた緑谷とロディー。そんな2人のピンチを助けに来たのは轟と爆豪でした。

そんな中ひょんなことからこの4人は爆弾の解除キーを手に入れることになり…。

という流れの映画でした。映画の後半は爆弾の解除に向かい、組織の団員達との戦闘アクションシーンが目立ちます。インターンでさらに成長した3人の戦いに注目です!

感想

諦めない心

今回の映画のテーマはズバリ!“諦めない心”だと思います。

母を幼いころに亡くしその後は父が失踪、弟・妹を養うために運び屋になるしかなかったロディー。そして反射という個性のために誰からも愛されなかったフレクト・ターン。2人とも人生を諦めた登場人物でした。

それとは対照的だったのは、危機的状況下でも絶対に諦めないヒーロー達でした。特に緑谷・轟・爆豪の3人は相性の悪い敵と戦うことになってしまいますが、果敢に立ち向かっていきます。どんなにボコボコにされても諦めずに何度も立ち上がる姿に、涙が出そうになりました。

“諦めない”がモットーになっている作品は他にも沢山ありますが、この作品は素直で真っすぐな緑谷が周りの人の心を動かす熱い物語でした。

ロディーの個性が可愛い♡

ロディーの個性は魂(ソウル)。いつもピノという鳥と一緒にいますが、なんとピノはロディーの心そのものなんです。ピノは感情豊かで、ロディーの喜怒哀楽を素直に表現してくれるんですよ。

本人はしょうもない個性と言っていますが、なんとラストでロディーの個性が大活躍します!敵と戦うシリアスなシーンなのですが、可愛くてほっこりしました。

緑谷との別れのシーンでは「寂しくない」といいつつも、ピノは大号泣してました(笑)。ピノもロディーも愛くるしいキャラクターでしたね。

爆豪の意外性

今回の作品では爆豪の意外な一面が見れました。今までデクの良きライバルで、仲間でもある爆豪でしたが、口癖が「命令すんな!」とプライドが高い部分がありました。

今回もその言葉を幾度となく発していました。しかし轟がデクを助けに行く際、「来い!爆豪!」だったかな?詳しく覚えてないのですが命令したんですよ。その時だけ「デクのことだろ」といつもの口癖ではなかったんです!

いつもは荒々しい口調だけど、本当は仲間想いでめちゃめちゃ良い奴なんですよ。究極のツンデレですね(笑)

あと爆弾の解除キーを手に入れた場面ではみんなが焦っている中、爆豪だけが冷静でした。パソコン内の大量のデータの中から、最近のファイルを開くところなんかはさすがだなと感じましたね。パソコンが使えるという爆豪の意外な一面が見れました!

戦闘シーンの臨場感

アニメにはない長めの戦闘シーンが多数ありました。一つ一つの技のエフェクトやテンポが良く、臨場感がありました。派手なアクションシーンも見どころのひとつですね。

気になった部分と考察

ストーリーは分かりやすくてとても良かったのですが、個人的に気になった部分がありましたので考察してみたいと思います。

ピノが…。

ロディーの個性の一部であるピノが、消えていなくなるシーンがありました。個人的にはピノが消えた=ロディーは死んでしまったと思っていましたが、物語の最後では生きています。

あの時ロディーは三途の川にいたのでしょうか。それとも走馬灯のように記憶がフラッシュバックしていたのでしょうか。残念ながら作品の中では明かされてはいませんでしたが、ロディーは生死を彷徨う絶体絶命のピンチだったのだと思います。

1分が長い!

爆弾が爆発する1分前、カウントダウンが始まりますがその1分が5分くらいありました。1分長すぎだろ!とツッコミたくなるところですよね(笑)

例えば”危ない!”と思った時に周りがスローモーションに見えるというのをよく聞きます。勝算の見いだせない戦いの中、きっとデクには世界がスローモーションに見えていたのでしょう。それくらい危険な状態であったということを表しているシーンでした。

デクのパンチが!

ラストのバトルシーンでデクが3人に分身して連続でパンチをした箇所がありました。

短いシーンでしたので詳しくは覚えていませんが、今までの作画と少し違うような気がして”あれ?”と思いました。

何が違っていたのか文字にするのは難しいのですが、目が光っていたり背景が真っ暗だったり。根拠はありませんが、あれも何かの個性だったのか!?と思ってしまいました。ただ覚醒しただけという可能性もありますが。

黒鞭を使わないデク

映画の序盤で黒鞭を巧みに操るデクの姿がありました。そんなに黒鞭使いこなせるの!?とビックリしました。しかしフレクト・ターンの前では、一度も黒鞭を使うことがなかったんです。

反射持ちの敵に苦労しつつ、近距離・遠距離など様々な攻撃パターンを試していた分析男デクなのに、なぜ使わなかったのでしょうか。

もし黒鞭での攻撃を反射されたとしても、攻撃を跳ね返された時にネットとして衝撃を吸収したり、体勢を立て直すのには十分使えたと思います。それなのに試すシーンすらもありませんでした。

緊迫した中で、ただ単に忘れてただけでしょうか。みなさんはどう思いますか?

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